■講座・セミナー等■

不妊や不育にまつわる様々なテーマで、講座やセミナーを定期的に開催しています。今までに開催してきた講座の報告です。

●令和2年度

オンラインセミナー「青空フォーカシングを体験する」令和2年7月29日(土)(チラシPDF)

フォーカシングとは心理療法の一種で、身体を遣って自己の気づきを促し、心を癒していく独特のプロセスです。コロナ禍の中、オンラインでの開催となりました。「考えずに感じる」という難しいことを、オンラインで体験できるのか不安でしたが、講師の堀田先生のおかげで、充実した時間となりました。遠方からの参加者がおられ、オンラインでの可能性を感じたセミナーでした。

<参加者の感想>

  • 様々な悩みがあっても、それは大したことではなく、1つ1つ向き合って、足を止めずに前を向いて進むことが大切だということに気がつきました。
  • 普段はネガティブな感情やつらいことはできるだけ考えないようにしているけれど、それを客観的にみることで見えてくるものがありました。
  • コロナ×妊活優先×夫の転勤で、なかなか思うように働けず、自身が無職状態にあることのストレスをやっぱり感じているんだなぁと、自分を雲の上から俯瞰でみた時に思いました。コロナで求人も少なくなってますが、何かしら仕事を探そうと改めて思い直しました。
  • デモンストレーションを見ている時は、自分にそんなイメージが見えるのかなと不安でしたが、実際話し始めてみると空の情景が鮮明に思い浮かんできたことに驚きました。

オンデマンドセミナー「不妊治療とお金の話~治療にいくらかけても大丈夫?~」令和2年10月22日~2210月26日(チラシPDF)

不妊治療の保健適応を前に、治療費助成制度も大きく変わろうとしています。不妊治療経験のあるファイナンシャル・プランナー宮野真弓さんを講師に迎え、不妊治療のマネープランとライフプランについてお話をお聞きしました。コロナ禍の中、YouTubeによる動画配信の形で実施しました。全国から102名の方のお申し込みをいただきました。関心の高さを感じたセミナーでした。

<参加者の感想>

  • 不妊治療始める前にみんな見てほしいです。
  • 不妊治療をしていると、妊娠がゴールになりがちです。治療が長くなればなるほど、ついやした時間と治療費を取り戻したい気持ちになります。目先の「子どもがほしい」にとらわれると、自分や家族の人生設計と生活費が見えなくなり、人生で何を大事にしたいのかがわからなくなります。妊活はパートナーとともに老後まで考えないといけないものだと感じました。
  • 自ら治療を体験されたファイナンシャルプランナーによるセミナーなので、自身の経験と治療費の話を両方聞けて、かなりお得感があった感じました。
  • 不妊治療開始にあたり、どのような視点で治療開始や継続、終了を判断すべきかのポイントを学ぶことができました。

オンデマンドセミナー「実子以外の選択肢『里親』を考える」令和3年2月18日~2月24日(チラシPDF)

今年度も里親の情報提供セミナーを実施しました。(公社)家庭養護促進協会の和田靜さんから制度説明を、里親当事者のAさんから、体験談をお話しいただきました。YouTubeによる動画配信によるセミナーで、全国から78名の方のお申し込みがありました。体験者のお話はやはり説得力があります。和田さんには、配信後の質問にも丁寧に答えていただきました。ありがとうございました。

<参加者の感想>

  • 「愛の手」の取り組みを初めて知りました。今まで1000人以上もの養子縁組が成立してきたのも、地道な活動やいろいろな支援があったからだとわかりました。一人でも多くの子どもが家庭で育つことが出来れば良いという気持ちになりました。参加出来て良かったです。ありがとうございました。
  • 養子を迎える親子の年齢差が40歳ぐらいまでということや、迎える子供の年齢が高くなると難しいということで、不妊治療を終えて決断するまでになるべく早く行動する方良いと体験者のメッセージが心に響きました。
  • “こんなに苦労するとは思わなかった”養子を迎える事ができた現実を細かく教えてくださった事にお礼を言いたいです。
  • 里親制度は子どもの福祉のための制度ですが、そのためには、里親側の支援がとても大切だと思いました。養子を迎える手続きの流れの説明を聞いた上で体験者のお話を聞けたのでよく理解できました。

 

●令和元年度

射精障害・勃起障害の専門医が語る男性不妊症外来の実際男性不妊外来における射精障害~令和元年8月24日(土)15:00~17:00 チラシ(PDF) 

当センターの電話相談において、男性不妊の相談が増加傾向にあります。中でもSEXレスの相談が少なくありません。SEXレスの原因は様々ですが、今回は「男性の性機能障害」に焦点をあてたセミナーを開催しました。男性不妊専門医であり、日本でも数少ない射精障害・勃起障害の研究者を迎え、男性不妊・検査、射精障害の治療と予防等について最新情報を学びました。若い世代の性教育においても必要な情報が盛りだくさんでした。

<参加者の感想>

  • 男性の不妊症が増えている現状、介入が難しいこと、射精障害や不適切なマスターベーションなど、沢山のことを学ぶことができました。不妊相談や性教育に役立てていきたいと思います。
  • ある程度の知識はあるつもりでしたが新たに知ることもあり、大変勉強になりました。
  • 不妊相談で射精ができなくて困っている方が増えています。交感神経が関係していること、いろいろなストレスを抱えていると勃起障害になるなど、次に相談を受けた時は、今日教えていただいたことを伝えればいいと思いました。
  • 射精障害について詳しく分かりました。リアルなデータを知る機会はなかなかないと思います。夫婦で再度話し合おうと思いました。自分たちは特別じゃないと思うと安心できました。

「精子・卵子の提供により生まれた人へのサポートを考える~ライフストーリーワークの実践方法~令和2年2月8日(土)13:00~16:30 チラシ(PDF)

1949年、日本ではじめて非配偶者間人工授精(提供精子を用いる人工授精:AID)により子どもが生まれました。2000年代に入り、AIDで出生した人たちが声を上げはじめたことで、彼ら/彼女たちの苦悩が知られるようになりました。しかし2019年現在、公的なものはもちろん、民間レベルでも彼ら/彼女たちへのサポート体制はほとんど整えられていません。こうした状況の中、社会福祉の分野で開発された「ライフストーリーワーク(LSW)」を、サポート方法として活用できないか検討されている「精子・卵子の提供により生まれた人のためのライフストーリーワーク研究会」の皆さんを講師に迎え、精子・卵子の提供により生まれた人へのサポートについてお話いただきました。LSWの実践についてもお話しを伺いました。

<参加者の感想>

  • 不妊治療を頑張りすぎて、その結果卵子提供にたどりついた後のことを考えることができてよかったです。どんなことになるか、生まれた子どもがどう考えてしまうか、十分念頭に入れる必要があると思っいました。AIDにしても養子にしても、告知は早いほうがよいと確信しました。
  • AIDで生まれた方がどのようなショックを受けるのか、経験がないためわからませんでしたが、今回の講座でよくわかりりました。当事者のお話を聞き、ワークも体験できてよかったです。
  • ひとり親家庭で育ち片親について知らされず30年苦しんだ経験から、LSWに関心がありました。参加できてよかったと思います。
  • 当事者であることを隠したまま参加できるセミナーは大事だと思いました。セミナーを通じて興味を持つ人が増えたり、問題意識を共有する機会になればと思いました。

「実子以外の選択肢『里親』を考える」令和2年2月22日(土)10:00~12:00 チラシ(PDF)

新型コロナウィルス感染症の拡大防止に向け、大阪府主催の府民参加のイベントがすべて中止となり、実施できませんでした。

不妊のカップルが子どもを持ち、育てるための選択肢のひとつ「里親・養子」について考えます。里親家族のサポート役・家庭養護促進協会の担当者より制度について説明を受けるとともに、不妊治療を経て特別養子縁組を選択されたご夫妻の体験と想いをお聞きします。本講座はサポート・グループ内の公開講座として実施します。男性の参加も可です。ぜひご夫婦でご参加ください。

●平成30年度

「第三者の関わる生殖技術で生まれるということ」平成30年8月4日(土)(チラシPDF)
第1部:専門家と当事者が語るAID(10:30~12:30)
第2部:「精子・卵子の提供により生まれた人のためのライフストーリーワーク」を体験する(13:30~16:00)

一昨年に実施した「当事者が語るAID」の講座の中で紹介された「ライフストーリーワーク」を体験する講座を開催しました。AIDで生まれた当事者の苦悩とその支援について知ってもらうための講座でした。午前午後の計4時間30分の長時間にわたる講座でしたが、1部37名、2部32名、計69名の方がご参加くださいました。参加者お一人お一人が、それぞれの立場で考えていただけたように思います。今後も取り組んでいかねばならないテーマだと感じています。

<参加者の感想>

  • 法的なことは日頃学ぶ機会がないので、難しいけれど勉強になりました。当事者の方の想いはとてもこまやかで、それを全ては理解できませんが、少しでもその想いに触れさせていただいて感謝しています。
  • なかなか本日のようなテーマを扱ってくれるような講座が身近になかったので、研究者と当事者の方のお話を聞くことができて、本当に良かったです。
  • ライフストーリーワークは今回のテーマだけでなく、人生における様々な出来事においてもあてはめられるような内容だと思いました。
  • 「私はどう生きていくのか」と、自分の問題として考えるきっかけになり嬉しかったです。講師の話は適切な言葉で分かりやすかったです。午後のワークショップは、自分のしんどいところに今日は踏み込めるかな?と少し気になりましたが、自分の“これまで”が少し整理できたので良かったです。

「何から始める?不妊治療~治療のファーストステップ&ステップアップ」平成30年6月30日(土)10:00~12:00 (チラシPDF)

HORACグランフロント大阪クリニックの浅井淑子先生を講師に迎え、最新治療から妊活中の生活で気をつけることまで、幅広くお話しいただきました。28名のお申込みをいただいていたのですが、交通機関の不通の影響で、10名が欠席でした。とてもわかりやすいお話だっただけに残念でした!

<参加者の感想>

  • 不妊治療の件も助成金の話も知らなかったので、興味深く聞くことができました。
  • 自分が今後選ぶこともあるかもしれないことを、沢山知ることができてとても役に立ちました。今後のことを考えながら話を聞くことができました。
  • 心に響くこともあり、少し涙ぐむ時もありました。自分のことなので、しっかり話を聞いて選択して行こうと思いました。
  • 今日の講座をきっかけに、もう一度夫婦のあり方や妊娠について向き合ってみようと思えました。みなさん個々の事情が何であれ、こういう講座が無料で開かれると参加もしやすく、とても良いと思います。

「青空フォーカシングを体験する」平成30年11月24日(土)10:00~12:00(チラシPDF)

不妊に悩む女性対象の「青空フォーカシング」を体験する公開講座を、今年も実施しました。フォーカシングとは心理療法の一種で、身体を遣って自己の気づきを促し、心を癒していく独特のプロセスです。考えることばかりの普段の生活の中で「考えずに感じる」ということは、難しい部分もありましたが心地良かったです。8名の参加者とともに、ゆったりとした時間を過ごしました。写真は、講師のカウンセリングルームwith代表で心理かウンセラーの堀田敬子さんです。

<参加者の感想>

  • 自分の課題がイメージ化できました。
  • 常に緊張している自分が見えました。少しリラックスしたほうがいいなと感じました。
  • どのようなことをするのか知らずに参加しましたが、自分の感覚を知ることができて良かったです。
  • こんなことを思ってる!感じてる!ということに気がつき、びっくりしました。少し自分をわかってあげられたような気がします。

「実子以外の選択肢『里親』を考える」平成31年2月23日(土)10:00~12:00チラシPDF

不妊のカップルが、子どもを持ち育てるための選択肢のひとつ「里親・養子」についての情報提供の講座も、今年度で4回目になりました。里親家族のサポート役の(公社)家庭養護促進協会の田邉敦子さんから、丁寧な制度説明をしていただきました。特別養子縁組で母親・父親になられたSさんご夫妻の包み隠さずの体験談は、参加者の心にあたたかく響いたようでした。里親制度は子どもの幸福を最優先に考える制度だという視点は、不妊に悩む人のサポートを考える私たちも、知っておかなければならないことだと感じました。

<参加者の感想>

  • ご夫妻の包み隠さない想いを、とても丁寧な言葉で話してくださり感動しました。妻さんが子どもさんについて話をする時、ふわっと表情が緩むところにもジーンときました。涙が出ました。
  • 自分も不妊治療経験者で、いろいろなことを思い出しました。治療をやりきったからこその選択として養子縁組をされたことが、よく理解できました。
  • 施設にいた友人がいます。もっと里親さんが増えたらいいなと、改めて思いました。子どもさんが大切にされている感じが伝わってきて、とても良かったです!
  • 不妊専門クリニックに勤務しています。患者様にどのように情報提供していくか、もっと考えたいと思います。

 

●平成29年度

「男性不妊治療・検査の最前線~その現状と課題~」平成29年9月9日(土)14:00~16:00(チラシPDF)

女性不妊にも造詣の深い男性不妊専門医のリプロダクションクリニックCEOの石川智基先生を講師に迎え、男性不妊治療・検査の現状についてご講義いただきました。医療従事者をメインに、当事者やその家族等50名の方がご参加くださいました。とても具体的な内容で、治療の実際を把握することができました。先生が繰り返しおっしゃていた「治療は二人で取り組むものだ」ということは、当センターの事業を実施する中でスタッフ一同も強く感じていることです。センター事業を通して、「不妊治療は女性のもの」という意識が少しでも変わるよう、微力ながら努力していきたいと思います。

<参加者の感想>

  • 意識を変えていくことは非常に大切だと思います。「限界を知る、考える」ことも忘れないようにすることが大切だと思いました。
  • 男性不妊について知る機会がないのでとてもよい機会でした。女性の治療についてはメディアなどでは多く紹介されていますが、男性についてはほぼ無いですよね。今後、助成金等の対象が、もっと広がっていけば良いと思います。
  • 今現在不妊に悩んでいるので、不安になったり考えたりする話もありましたが、女性ばかりが治療するのではなく、男性も一緒に治療にのぞみ、2人で取り組むべきだと先生がおっしゃったことが、治療の先の未来を少し明るくするような気がしました。
  • TESEの手術や実際どのくらい行っているかなど、具体的なお話でわかりやすくおもしろかったです。先生の患者さんへの姿勢も素敵だと思いました。ありがとうございました。
  • 不妊、不育のカウンセリングに携わる中で本日の内容を活かしたいと思います。ありがとうございました。

「青空フォーカシングを体験する」平成29年9月15日(金)14:00~16:00(チラシPDF)

不妊に悩む女性を対象に「青空フォーカシング」を体験する公開講座を実施しました。講師は心理カウンセラーの堀田敬子さんにお願いし、16名の方がご参加くださいました。フォーカシングを通して、お1人お1人がご自身のお気持ちと向き合っておられました。とても有意義な、そして楽しい時間だったのではないでしょうか。

<参加者の感想>

  • 仕事と妊活の両立等で疲れたり不安になったりすることが多かったのですが、ワークに参加して気持ちが楽になりました。またこのような機会があればありがたいです。
  • 「空から自分を見る」というワークで、今の自分を俯瞰的に見ることができました。そのことで今まで気がつかなかったことに気がつくことができました。気持ちの整理がついた感じです。
  • 自分では治療や不妊について吹っ切ろうとしているつもりでしたが、青空フォーカシングで出てきた雲は真っ黒で、まだ重いものが心に残っているなと実感できました。でも、それを持ったままでもいいというのも現れていて、自分をまるごと受け入れられているのかなとも思えました。

「実子以外の選択肢『里親』を考える」平成29年11月11日(土)14:00~16:15(チラシPDF)

今年で3回目になる里親の情報提供講座を開催しました。(公社)家庭養護促進協会の田邉敦子さんから制度説明を、里親当事者のYさんご夫妻と特別養子縁組にて家族を得た大学生のMさんに、体験談をお話しいただきました。16名の方がご参加くださいました。社会的養護の分野からの参加者もおられ、少しでも広く不妊のことを理解していただく機会になればと思います。

<参加者の感想>

  • 養子縁組という一つの選択肢を身近なものとして感じることができ、今日出席して良かったと思います。
  • 不妊治療を続けており、治療自体はまだ続けたいと思う中で、終結を前提にした選択のことを考えることに自分の中で抵抗があります。ただ、いざ終結させた時から考えようとしても、自分の年齢では難しいのかなということがわかったので、準備の一つとして考えておきたいと思います。
  • もともと社会的養護に関心があったためこの講座に参加しましたが、「不妊」や「家庭とは何か」ということに気付かされ興味が広がりました。

「不妊治療とお金の話~治療にいくらかけても大丈夫?~」平成30年2月24日(土)10:00~12:00(チラシPDF)

不妊治療経験のあるファイナンシャル・プランナー宮野真弓さんを講師に迎え、不妊治療のマネープランについてのお話しをうかがいました。知っていること、知らなかったこと、気付かされたこと、いろいろな情報を手に入れることができました。カップルでの参加者も多く、女性31名男性12名、計43名の方がご参加くださいました。この講座が、お二人の今後の人生を考えるきっかけになれば幸いです。

<参加者の感想>

  • 治療のことは病院で教えてもらえるけれど、お金のことは自分で情報収集して学んでいかなくてはいけないので、今日の内容はとても勉強になりました。治療のことばかりに目が行き、子どもができたあとの教育費などはほとんど考えることがなかったので、今後のライフプランを具体的に考えるきっかけになりました。
  • 私は、不妊治療の為に仕事を辞めてしまったので、今後悔しています。このセミナーをもっと早く聞いていればよかったなあと思います。
  • 老後の資金も視野にいれて考えていかないといけないと強く感じました。しかし、早く治療を進めていきたいとも感じました。
  • わかりにくいお金の話を、わかりやすく教えてもらいました。今は見えない将来にお金がどのくらいかかるのか、少しイメージができました。
  • インターネットでは、治療の内容や費用についての情報はありますが、人生全体でかかる費用からみた治療費の情報はありませんでしたは。初めて聞く話で、とても有益でした。
  • 講師の体験談や不妊治療をしていた時の思いや気持ちを聞くことができ、普段不妊治療の話を身近 で聞く機会が無かったので、貴重な機会でした。

 

●平成28年度

「当事者が語るAID ~AIDで生まれるということ~」平成28年12月17日(土)14:00~16:00(チラシPDF)

心理福祉の分野で、長年この問題に取組んでこられた武庫川女子大学発達臨床心理学研究所の才村眞理先生から、第三者が関わる生殖医療の現状と課題を、AIDで生まれた当事者のKさんからは、その体験と思いをお話しいただきました。不妊当事者、エンプリオロジストや助産師といった医療関係者等、46名の方がご参加くださいました。当事者のお話は貴重で、参加者の皆さんもそれぞれの立場で、様々かつ複雑な思いを持ってくださったようです。おひとりおひとりにとって「なぜ子どもがほしいのか」を考え、家族のあり方を考えるきっかけとなれば幸いです。

<参加者の感想>

  • 「親の不妊を子どもに背負わせない」という一言が、心に残りました。「欲しかったから」、「望んでできた子ども」、「大事にしている」というメッセージを伝えても、生まれてきた子どもからみれば(子どもの視点からは)納得できないものがあるということは、大切な事実だと感じました。
  • “いのち”に人工的に手が入っていくことを、“いのちをともすれば選んでいく道もありうること”を、強く思いました。いろいろな側面、分野からの構造的なことがらを、たくさん勘案していかないといけないですね。ドーンセンターで、不妊のサポート・グループがあり、子どものいない人生を考えるなど話し合いの場があるのはいいと思いました。
  • 才村先生のお話の時間が、とても短く感じました。「家族の成り立ちに自信を持つこと、不妊治療を恥ずべきことと少しでも感じていると、それは生まれてきた子どもにも伝わる」本当にそうだと思いました。
  • 今まで不妊のカップルの話はよく聞きましたが、(生まれてきた)子どもさんからのお話を聞くことができて、とても良かったです。当事者の方のお話は、とても貴重です。ここに来て話をしていただいて、とても感謝しています。

 

●平成27年度

「実子以外の選択肢『里親』を考える」平成28年11月21日(土)14:00~16:00 (チラシPDF)

大阪府家庭支援課の杉本真理さん、不妊治療を経て里親制度で2歳の子の親となったYさんご夫妻、現在大学生のK君とそのお母さんをお招きして、制度説明と親・子それぞれの思いを聞くセミナーを開催しました。不妊当事者の方、そのご家族、医療関係者等、43名のご参加をいただきました。わかりやすい説明と率直な体験者のお話を聞けた時間は、とても有意義な時間となりました。里親となることに自信を持ち、堂々と家族を形成されている皆さんのお話に、会場は静かな感動に包まれていました。里親の情報を提供するセミナーは、1年に1回実施していこうと考えています。

<参加者の感想>

  • 愛がいっぱい詰まった話を聞いて感動しています。
  • 子どもの立場、夫の立場、経験の長い方と最近の制度を利用して里親になられた方など、さまざまな視点からの話を聞くことができて貴重な機会でした。
  • 里親になった方の話を聞く機会はこれまでにもあったが、不妊治療を経験した後に里親を選択してどうだったかという話しを聞くのは初めてだったので、すごく参考になりました。
  • K君の「特別ではない」という言葉が印象的でした。
  • 血のつながりを重視する社会に疑問を感じています。血のつながったわが子も虐待する親がいるなかで、血のつながりはなくても愛情を注いで幸せに満たされている里親さんを見て、子どもさんも里親さんも本当に良かったなと思いました。里親家庭が増えれば、偏見もなくなるのではないかと思います。

 

●平成26年度 

「子どものいる未来・いない未来~ふたりで向き合う不妊治療~」平成26年8月30日(土)13:30~16:30(チラシPDF)

●平成25年度

不育相談に関わる相談員研修

「不育症検査・治療の最新知識-医療職者向け」平成25年6月29日(土)10:30~12:00(チラシPDF)

不育に関する情報提供セミナー

「不育症の基礎知識」平成25年6月29日(土)13:30~15:00(チラシPDF)

子どもを望むカップルのための

「不妊治療とのつきあい方」平成25年11月9日(土)14:00~16:00(チラシPDF)

●平成23年度

「不妊」や「子どものいない人生」をテーマにしたグループ運営のための

ファシリテーション・スキル育成研修2011年8月27日(土)(チラシPDF)

●平成22年度

シンポジウム

“不妊にまつわる悩み”と医療・文化・社会~不妊にまつわる相談の現場から~2010年12月19日(日)(チラシPDF)

●平成21年度

不妊治療基礎セミナー 不妊治療のいま・これから2009年11月8日(日)~12月6日(日)/ 全3回(チラシPDF)

女性のためのリラクゼーション・ボディワーク 2009年11月7日(土) (チラシPDF)

メグ・ヒックリングさん講演会 性の健康教育を次世代に 2009年12月2日(水) (チラシPDF)

自然なからだを取り戻す 女性のための整体法 2010年2月20日(土) (チラシPDF)

女性のためのリラクゼーション・ボディワークPart2 2010年2月6日(土) (チラシPDF)

からだを知ってセルフケア~生涯にわたる健康のために~ 2010年2月16日(火) (チラシPDF)

産科医・大野明子さん講演会 いのちを産むということ 2010年3月20日(土) (チラシPDF)